卵子凍結って実際どうなの?リアルな意見・ホンネを分析!

年齢を重ねると、徐々に妊娠の確率が低くなるといわれている今、結婚の予定がなかったり、まだ妊娠したくないと思う女性は意外に多いもの。
卵子凍結は、将来に向けて妊娠の可能性を残す方法として、世界的にも注目されています。
ここでは、卵子凍結に関するリアルな女性の意見や、そこから予想できる卵子凍結のメリット・デメリットについてまとめてみました。
そもそも卵子凍結とは!?
女性にとって、妊娠はとてもナイーブな話題。まずは結婚が先だけど、独身のうちから将来の妊娠について考えておくことはとても大事。というのも、女性は年齢とともに妊娠力を失っていくからです。
もともと卵子凍結は、放射線治療や抗がん剤治療を受ける若い世代の女性に対して、将来の妊娠可能性を残すために生まれたもの。
ここで話題にする社会的卵子凍結の場合は、加齢による老化のリスクに備えながら、たとえば20代で卵子を凍結しておくと、妊娠する可能性が難しい30代後半以降になっても、20代相当の妊娠率を期待することができる、画期的な妊娠法として知られています。
卵子凍結について、リアルな意見は?!
卵子凍結に興味を惹かれている女性が、情報をリサーチするときには、実際の体験談やまわりの意見にフォーカスを向けることが多いのでは?
ここからは、卵子凍結についてのリアルなホンネ、意見や考え方についてご紹介していきます。
①40代女性です。この年代になって、婚活で出会った男性の何人かに、「卵子凍結していますか?」という質問を受けるようになり、その重大性に気付きました。
卵子凍結の専門ドクターからは、20代の内に採卵・卵子凍結をしておくと、年齢を重ねていても良質な卵子で妊娠できる可能性が高まるとのこと。
卵子凍結は女性ばかりではなく、男性の認知度・重要性も高いことがわかりました。
②卵子凍結についての口コミや体験談、ドクターからの情報などをリサーチしてみると、医学的適応以外の卵子凍結に関して、学会では推奨はしていないことがわかり、自然な妊娠がイチバンなのかな?と感じています。
③現在は、「子どもを産む気がない」「そもそものパートナーがいない」と思っていたわたしですが、婦人科検診や妊活仲間から卵子凍結の話を聞いて、5年後・10年後はどうなっているかわからない、という前向きな気持ちを持つようになりました。
単に妊娠をあきらめるのではなく、それ以外にも卵子凍結という選択肢があることを意識していれば、今までよりも精神的に安定できると思っています。
④卵子凍結は、妊娠・出産についての選択肢が増えるメリットを感じています。
ただ、手術などの医療面や高額な費用の負担もあるので、不安と期待の両方の感情が…。
卵子凍結の意見からわかる、メリットとデメリットは?
卵子凍結の考えや意見は、良い面・悪い面の両方がありますね。
そんなさまざまな意見から、卵子凍結のメリットとデメリットについてここでもう一度見直してみることにしましょう。
メリット
- 若い時の上質な卵子を凍結できるため、年齢を重ねていても妊娠の可能性が見込める
- 自身のライフプランに合わせた妊娠・出産の選択肢を増やすことができる
- 二人目不妊などにも対応できる
- 焦って結婚相手を探さなくてよくなる
- 精神的に安心する
デメリット
- 金額が高い
- ホルモン剤の使用によって副作用が起こりやすい
- 高齢での出産には、若い時の卵子を使っても高齢出産や妊娠合併症のリスクは避けられない
- 高齢妊娠のリスク以外に子宮内膜症や子宮筋腫など、加齢とともに増える卵子老化以外の不妊原因には対応できない
卵子の老化を懸念した女性にとって、心強い保険のようなものである卵子凍結。
将来的に、かけがえのない命を授かりたいと思うすべての女性に、卵子凍結は新しい妊娠・出産の選択肢として、これからますます注目されていきそうですね。