子宮卵管造影って何?実際にはどんな検査を受けるの?

妊活・不妊治療

妊娠に必要な要素は、卵子・卵巣・子宮・卵管・精子。

卵管ってなに?って思う方も少なく無いかもしれませんが、卵子が精子と出会うためにはとても重要な役割をしています。

ここでは、不妊治療のはじめのステップ、卵管の状態を把握でき妊娠率を高める、子宮卵管造影の基礎知識を学んでみましょう。

子宮卵管造影とは?

卵管は、子宮と卵巣の間にある管のことをいい、卵子の通り道のような役割を持っています。
卵巣と同じく子宮の左右両側にある卵管ですが、何らかの原因で詰まっていると卵子が通れないため、自然妊娠が不可能になります。

卵管に異常が認められた場合は、のちの治療の方法や方針がまったく変わってしまうので、子宮卵管造影は、不妊治療でははじめに受けておいた方が良い検査のひとつとして、産婦人科のドクターからも推奨されています。

子宮卵管造影は実際にどんなことをするの?

不妊治療の方法のひとつである子宮卵管造影は、
①子宮の入り口から専用の管を入れる
②造影剤と呼ばれる薬品を子宮の内部、卵管へ流し込む
③その後、両方の卵管のとおりや子宮内の状態、卵管からお腹の内部への拡がりを確認する

といった内容の検査・流れとなっています。

複雑な構造をしていて、とても細い卵管は、不妊治療にて用いられることが多い超音波でも、なかなか状態を確認することができないのですが、造影剤を使うことで、レントゲンが白く光り、卵管の詰まり具合や通っているかどうかを7~8割の正診率で確認することができます。

ただ、子宮卵管造影では、卵管の詰まり具合や通っているかどうかの確認はできるものの、お腹の中へ十分に拡がっているかははっきりと確認できないことがあります。

そのため、子宮卵管造影の治療を受けたあとは、基本的に再検査をすることが一般的です。脂溶性の造影剤であれば翌日、水溶性であれば当日の30分後くらいで再撮影できます。

子宮卵管造影は、1回あたりおよそ10,000円程度(一部保険適応)の費用が相場で、生理が終わってから排卵までの期間に行います。

子宮卵管造影のメリットは?

子宮卵管造影の検査・治療を受けると、
・卵管の軽度の詰まりの場合は比較的短期間で卵管のとおりを良くすることができる
・卵管本来の機能が安定し、妊娠の可能性が高まる
といった効果・メリットを期待することができます。

子宮卵管造影のデメリットは?

まず、造影剤の刺激が比較的強めに作用することで、場合によっては痛みを感じることもあるそう。

子宮卵管造影の検査では、造影剤が体内に流れたり、子宮が膨らんでしまうことで、圧迫感による違和感・痛みを感じやすいリスクも。
また、感染のリスクもあるので事前にクラミジアなどの検査は必須です。

ただ、以前よりも造影剤が改良されたため、ガマンできないような痛みを長時間感じてしまう心配はなく、実際に検査を受けた女性の体験談などでは、
・子宮頸がんの検査の痛みに似ている
・生理痛のように、お腹が引きつる程度の痛みを感じることがある

などの報告が多数となっています。

妊活には子宮卵管造影◎定期的な検査・検診を心がけよう

卵管のとおりの悪さや詰まりなどは、日常生活を何気なく過ごしているだけでは判断がつかず、異常に気付けないケースがほとんど。

妊活に必須のステップ、定期的な検査・検診を心がけておくと、卵管の異常を少しでも早く発見し、本格的な治療を受けることができます。

子宮卵管造影は、検査を受けてからおよそ6ヶ月後、特に最初の3ヶ月の期間内の妊娠率が高いことも報告されています。

子宮卵管造影の検査を受けたあとは、穏やかで前向きな気持ちを忘れず、健康管理にいつも以上に気を配りながら、排卵日に合わせたパートナーとの良好なコミュニケーション・スキンシップをスタートしてくださいね♪

kana

健康オタクでリサーチが趣味のフリーライター。 女性のデリケートなカラダとココロに寄り添える情報をわかりやすくお伝えします。

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