不妊症の原因の半分は男性!夫にも早めに検査を受けてもらった方が良い理由

妊活・不妊治療

健康に気を配りながらの妊活をしていても、思うように結果が出ないと、何かの大きな病気にかかっているのではないかと、とても心配に感じてしまいますよね。


実は不妊症は、女性ばかりではなく男性側にも原因があると言われています。
ここでは、不妊の原因を夫婦間でしっかりと理解し、協力し合いながら妊活を進めていけるよう、男性の不妊についての詳細をまとめてご紹介していきます。

不妊症について

子供が欲しいのにできない・・・深刻な問題である不妊症。
「避妊をせず性行為を継続的にしていても、1年間妊娠ができない状態」を不妊症と言います。


不妊症は、女性側・男性側、または両方に原因があるのですが、早い段階にて不妊治療をスタートすると、早めに原因を特定できる分、治療による妊娠率が高いともいわれています。

不妊症は男性要因が半分!

不妊の要因は、世界保健機構のWHOの調査によると、

・女性側の原因:41%
・男性側の原因:24%
・男女両方の原因:21%

という結果が報告され、不妊は女性ばかりではなく、半分は男性側にも原因があることがわかりますね。

男性不妊って何が原因なの?

女性の不妊よりも、あまり知られていないことが多い男性不妊。
ここでは、男性不妊の根本的な原因3つについてチェックしてみましょう。

性機能障害
性行為時に勃起や射精が上手くできなかったり、ストレスや不安、病気などによって、陰茎への血流が減少してしまう状態のことをいいます。

造精機能障害
男性不妊の多くの原因といわれている造精機能障害は、精子を上手く作ることができない状態のことをいいます。

造精機能障害の中には、
・十分な量があっても精子の元気がない:精子無力症
・精液の中に精子がまったくない:無精子症
・精子の数が極端に少ない:乏精子症

などがあり、生まれつき原因がある先天性と、不規則なライフスタイルやメンタル面の疾患(ストレスや不安)、肥満や喫煙、栄養バランスの乱れが原因の後天性のきっかけがあります。


また、原因がわからず、精巣で精子を生成する機能が低下しているケースも少なくないといわれています。

できれば早めに調べてほしい、男性側の検査方法は?

男性不妊の検査方法は、初診時に問診そして視診、触診、採血、尿検査など必要に応じて診察し、精液・超音波・ホルモン検査などにステップアップしていきます。
ここでは、男性側の不妊治療それぞれの検査方法をまとめてチェックしてみましょう。

精液検査
精液を採取し、精子の状態を検査する方法。精子は、温度や紫外線量などの変化に影響されることがあるため、自宅よりもクリニックでの採精が推奨、一般的な方法とされている

超音波検査
精索静脈瘤の有無を検査する方法

ホルモン検査
血液を採取して、卵胞刺激ホルモンのFSH、テストステロン、黄体刺激ホルモンのLHという、男性ホルモンの分泌やバランスを検査する

夫婦の意識の違いが不妊症を深刻化させる!

不妊は、どちらかというと、男性よりも女性側の方が、深刻に悩みを抱えてしまうことが多い疾患。
男性の中には、不妊は女性側に原因があると思い込んでいる人も多いため、そのことによって夫婦間に悪い影響を与えてしまうことがあります。

そもそも妊活とは、夫婦がお互いに歩み寄り、健康に気を配りながら、協力し合って進めていくもの。
不妊についての夫婦間の意識に大きな違いがあると、思うように妊活が進められず、妊娠までに時間がかかってしまうのです。

不妊についての正しい知識をもう一度見直しながら、普段からコミュニケーションの時間を十分に取りながらお互いの意識を同じにしておくよう、心がけておきたいですね。

kana

健康オタクでリサーチが趣味のフリーライター。 女性のデリケートなカラダとココロに寄り添える情報をわかりやすくお伝えします。

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