年間1万人が発症する子宮頸がん。治療法は?

女性の病気

子宮の入り口にある、子宮頚部という部分から発生する、子宮頸がん。

子宮を取り除くことになる可能性もあるので、マザーキラーとも呼ばれます。

女性にとって深刻な症状である子宮頸がんは、定期的な婦人科検診を受けることで、検査がしやすく、発見もされやすいがんといわれています。

ここでは、子宮頚がんの発症率や気になる治療内容、かかりやすい年代など、押さえておきたい情報をまとめてチェックしてみましょう。

子宮頸がんの日本での発症率と死亡率はどれくらい?

子宮頸がんは、進行すると、治療が極めて難しくなるといわれているんです。

日本での子宮頸がんの発症率・死亡率を調べてみると、
・発症率:30代がピークで、年間1万人の発症率
・死亡率:約2500人~3500人、2016年度はおよそ2700人

となり、日本人女性がかかりやすい女性特有のがんの中で、子宮体がんの次に多いがんといわれています。

子宮頸がんにかかりやすい年代とは?

子宮頸がんにかかりやすい年代は、20代後半から40代以降ととても幅広く、現在では若い世代の20代~30代がもっともかかりやすいといわれています。


ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus:HPV)による感染が原因とされている子宮頸がんは、早い時期に発見・治療を進めていくと、命や子宮を守ることのできる病気ですが、進行度合いと治療法によっては、
・妊娠しにくい体質になってしまう
・便秘や下痢など、お腹のトラブルが起こりやすくなる
・むくみやすい体質に変わってしまう

など、後遺症が出てしまうこともあるようです。

子宮頸がんの具体的な治療法をまとめて解説

筆者のわたしも、子宮頸がんの定期的な検診は欠かさないよう、心がけているのですが、検査では子宮内にいろいろな器具を挿入することで、痛みや不安感、カラダのこわばりを毎回感じてしまうことも…。

子宮頸がんの治療方法は、進行度やカラダの状態によって変わり、早期から進行するにつれて、病期のステージとなるI期〜IV期に分けらています。

(もし妊娠していた場合は中絶を余儀無くされることも。。)

子宮頸がんの治療には、手術(外科治療)、放射線治療、薬物療法があります。それぞれの治療法は、単独で行われるばかりでなく、組み合わせて行われることがあります。

子宮頸がんの主な治療方法は、


・外科治療である手術
子宮頸がんの高度異形成や、I〜II期の子宮頸に有効な治療法。がんの広がりを見ながら、子宮頚部または子宮すべてを切除する手術方法となる

・放射線治療
手術や薬物療法と同じように、子宮頸がんへの有効性が高いといわれている。ガンマ線や高エネルギーのX線を使用し、がんに照射する治療法で、進行しているとこの治療法しか選択できないことも。


・薬物療法
遠隔転移のある進行がんや、子宮頸がんが再発した場合の治療法。薬物療法では、薬を服用しながら、ドクターによって生活の質を高く保ち、生存期間を延ばすための指導・アドバイスを受けることもある


・リハビリテーション
子宮頸がんの治療後の、下肢から下腹部にかけて起こりやすいむくみを緩和するため、ストレッチや運動などを取り入れた治療法で、クリニックによってはカウンセリングを併用するケースもある

などがあります。

ただ、妊娠を希望している場合や、合併症の有無によっては、ドクターと相談しながら、別の治療法をアドバイスされたり、いくつかの治療法を並行して受ける女性も増えているようです。

決して他人事ではない子宮頸がんは、進行度によって治療法も大きく変わってくることがわかりましたね。


定期的な婦人科検診と、規則正しいライフスタイルを心がけながら、子宮頸がんに対する意識を常に忘れずに過ごしていきましょう。

kana

健康オタクでリサーチが趣味のフリーライター。 女性のデリケートなカラダとココロに寄り添える情報をわかりやすくお伝えします。

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