あなたのカラダは大丈夫!?おりものの種類・特徴とは

女性の病気

おりものは『女性の健康のバロメーター』とも呼ばれるほど、その質感や色・量は、いつもとは違ったカラダ・メンタル面の不調に気付くことができるサインのひとつとなっています。

自浄作用があるおりものは、女性のカラダにとって欠かせない物質・分泌が自然な現象となっているのですが、普段とは違った色や質感、量を感じた時、それはもしかすると、病気の可能性が考えられるかもしれません。

ここでは、おりものの役割や原因、種類別の特徴や病気のリスクについて、女性の健康に欠かせない詳細をまとめて参考にしてみましょう。

おりものはどうして出るの?知っておきたいおりものの原因

おりものは、「子宮・膣・汗腺から流れ出る、いろいろな分泌物が混ざり合ったやや粘り気のある液体」のことをいいます。
女性のカラダや膣内の健康を守るために、自然なカタチで分泌されるおりものは、

・子宮内膜の分泌物
・子宮頸管の分泌物
・古い細胞が集合した、膣壁からの分泌物
・皮脂腺や汗腺、バルトリン腺

など、女性性器の分泌物の集合体といわれていて、生理のある成熟した女性であれば、欠かさずに起こる生理現象のひとつとなっています。

おりものに種類があるって本当!?


女性にとっておりものは、ベタベタする・ムレが気になるといった、どちらかというとネガティブな気持ちを抱く人が多いのではないでしょうか?

実はおりものには、
自浄作用:乳酸菌の一種であるデーデルライン桿菌という常在菌(善玉菌)が、腟内を酸性に保つことで他の菌の侵入を防いでいます。

受精をサポート:排卵期に精子がスムーズに到達するように、排卵期にはおりものが増えます。
といった意外なメリットもあります。

そんなおりものにはいくつかの種類があり、
・思春期のおりもの:はじめての生理が始まる少し前から、少量の分泌が見られる
・20代のおりもの:分泌量が多く、ニオイはあまり強くないことが一般的
・30代のおりもの:分泌量が多く、ツンとした特有のニオイを強く感じることがある
・40代のおりもの:分泌量が少なくなり、質感もサラッとしている
・妊娠中のおりもの:分泌量が多く、乳白色の粘り気のあるおりものが出やすい
・閉経後:おりものはほとんど分泌されなくなる

といった、年代やカラダの状態によって、量・質感・ニオイ・色のすべてに違いが見られています。

こんなおりものが出たら病気のサインかもしれない…。心配なおりものの種類と特徴

おりものの分泌量や質感、色などは、女性の体質や環境、メンタル面によっても個人差があります。
ですが、もし次のような特徴のあるおりものが分泌されたら、カラダの変化・何らかの病気の可能性があることも把握しておきましょう。

・ガンジダ膣炎
分泌量が多い。白いカスのようなおりもの。かゆみがひどい。性交痛がある。

・細菌性膣症
灰色がかった色味でニオイがキツイ、外陰部に強いかゆみを感じる。

・トリコモナス膣炎
泡状になっていて、おりものの色が黄色や黄緑。独特のきつい匂いがある。発熱や腹痛がある。

・淋菌感染症
膿のような質感で、黄緑がかっている、腹痛や発熱が長期化する。

・クラミジア感染症
水のようなさらっとしたおりもの。分泌量が異常に多い。下腹部に痛みを感じる。血が混じることもある。

・子宮頸がんや子宮頸管ポリープ
ピンクや茶褐色、赤褐色の色味で悪臭や性交痛がある

おりものは、女性の年代に応じた、ある程度の正常値があります。

この正常値を把握しておくと、何らかのトラブルや病気の可能性、カラダの異変に気付くことができ、ドクターの診察・治療もスムーズに進むことが。

おりものの状態によっては、妊活や女性の健康に悪い影響をもたらすリスクもあるため、分泌の状態や排卵日の予測・流れを常に確認して、安定したバロメーターを維持するライフスタイル・定期的な検診を欠かさずに受けるようにしましょう。

kana

健康オタクでリサーチが趣味のフリーライター。 女性のデリケートなカラダとココロに寄り添える情報をわかりやすくお伝えします。

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